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発達障害の子どもの癇癪とパニック 対処法と3つのかんたんな対策方法

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temper-img発達障害凸凹

発達障害でギフテッドな2eの息子ガガくん。癇癪を起こすことは、よーくあります。

どんな時に癇癪を起こすのか、また癇癪を起こした時の私なりの対処法と3つの対策について、書いていきたいと思います。

 

思い起こせば2歳の頃のイヤイヤ期では、よく道路に転がってバタバタしていました。「みんな、こんなものかなー?」と思っていましたが、尋常じゃない頻度でイヤイヤしていた気がします。

おそらくあれが、癇癪の始まりだったのかもしれません。

 

それから6年。

8歳になった現在も、癇癪・パニックは続いていまして、1日1度はあります。一度癇癪を起こすと、次の癇癪に繋がりやすい、という傾向もあります。

 

癇癪とは?

・・・ちょっとした事にも怒りやすい性質。

発達障害のガガくんの癇癪・パニックの症状はというと、

  • ぎゃーーっ!と大声で涙を流して叫ぶ
  • いきなり突っ伏して泣き叫ぶ
  • とにかく自分の言い分を大声でがなりたてる
  • 無理やり抱きしめるなどして止めようとすると、余計にひどくなる
  • 人の声など耳に入っている様子はない

というところです。

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どんな時に癇癪・パニックをおこすのか

ガガくんが癇癪を起こす時・・・それはズバリ、何かが自分の思い通りにならない時です。

「何か」を具体的に言うと、

  • ゲームをやりたいのにやらせてもらえない
  • 取り組んでいる算数や国語の問題が難しくて解けない
  • 外で遊びたいのに行かせてもらえない
  • 今やりたくないのに、やれと言われた

などなど。

書いてみるとほんとうに些細なことでキレているようですが、ガガくん自身にとってはとっても重大なことなのです。

 

ママ
ママ

(癇癪を起こすパワーがあるなら、さっさと言われたことをやればいいのに・・・と言うのは心の声です笑)

癇癪・パニックを起こした時の対処法

ママ
ママ

最初のうちは癇癪やパニックを止めよう、落ち着かせよう・・・と、無理やりぎゅっーと抱きしめてみたり、「静かにしなさい!」「落ち着いて!」などと言っていました。

でも、癇癪・パニックを起こしている本人の耳には届きません。

もしくは届いても逆効果。さらに癇癪が激しくなるだけです。

 

癇癪パニックを起こしている時の対処法は、まずは静観です。

ただただ黙って見守りつつ、落ち着くのを待ちます。

ママ
ママ

2歳のイヤイヤ期の頃は、道で転がるガガくんを横目に途方に暮れて、よく青空をあおいでいたっけ・・・。

通りすがりのおばあちゃまに「あと少し、だからね。」と声をかけられて、私自身が泣きそうになったこともありました。

癇癪・パニック時の暴言

パニックの時に暴言をしてくることもあります。

ガガくん
ガガくん

バカ!! くそ!! 死ねっ!!!

これが、ガガくんの常套句です。

いやー、悲しいし、傷つきますよ。でも、動じず相手にせず。知らんぷりです。私は達磨w。同じ土俵には決して上がりません。

ひたすらにガガくんの気がすんで落ち着くのを待つのみ、です。

 

癇癪・パニック時の暴力

ただ、暴力の時は、そうはいきません。

「お母さんを叩くことに、罪悪感にかられるのでは?」と「やられっぱなしで悲しむ母親作戦」もやってみたのですが・・・全く悪びれるそぶりもありませんでした。

発達障害の子どもは、癇癪を起こすと力の加減もできません。顔面めがけてグーパンチされます。

痛いのなんの!

ママ
ママ

この時ばかりは、私もブチ切れました笑。

腕をつかんで(ものすごい力で反抗されたけど)、別の部屋へ連れて行きました。「落ち着くまで出てくるな!」と。

 

「癇癪・パニックを起こすと助けてもらえる、なんとかなる」と思われては困ります。

癇癪・パニックを減らすための3つの対策

癇癪を起こさせないようにするための方法としては、2つの対策をしました。

落ち着いた時に話をする

まずは、落ち着いた時に話をすること。

ママ
ママ

暴れたところでどうしようもなかったでしょ、自分が疲れるだけだよ。

みたいなことを、粛々と伝えます。

すると落ち着いているその時は「分かった。」としゅんとするものの・・・やっぱり引き金を引かれた時には、また癇癪やパニックを起こすものですが。

 

ここはひたすら、「発達障害の特性で、癇癪やパニックを起こすものだ」と自分自身に言い聞かせます。あとは、何度もなんども同じ対処法を繰り返していくのみです。

 

そのうちだんだんと、「いつもなら癇癪やパニックを起こすであろう場面なのに、この子耐えてるな」とわかる時が、必ず出てきます。

ガガくんの場合は、何年かかったかな・・・笑。

その時は、すかさず褒めまくります。そうすることで、本人にも「そうか、暴れるよりもこうすればいいんだ。」と理解させることができます。

発達障害の投薬

とにかく癇癪やパニックがひどくて、他傷・自傷があった時から発達障害の投薬もしています。

いくら「発達障害が原因のパニックを自分自身で止めることはできない」と分かっていても、自傷はともかく、他傷でお友達に被害を与えてしまうのは絶対に許されることではない、と考えたからです。

ASDの薬で、良くも悪くも目に見えて落ち着きました。

【発達障害の小学生】ADHDストラテラからASDエビリファイへと薬を変えてみた結果
4-5日はそんな日が続いたものの、だんだんといつも通りのガガくんになってきて、でもとつぜん興奮状態になることが減っていました。いつもだったら「ぎゃーーー!!」ってパニックになっちゃうようなことも、なんというかグッとこらえているのが目に見えて分かるようになってきたのです。

プロテインと鉄分

食べ物によって、ガガくんの状態も変わりました。

プロテインと鉄分が、わかりやすく効果的でした。

発達障害(ASD/ADHD/ギフテッド/2e)の子どもにプロテインが効果的
いきなり糖質制限するのは私にとってハードルが高すぎるので、まずは手軽なプロテインを摂取してみることにしたら、ガガくんに明らかな変化がありました。まず落ち着きが出てきました。ぼーっとしたり、パニックになったりテンションが急激に上がることがなくなり、勉強にもこれまでより長時間、集中して取り組めるようになってきました。

iHerb ヴィーガンの鉄分グミ

 

 

 

 

 

 

iHerbのホエイプロテイン

 

このような対策をしながら少しづつ、発達障害の癇癪やパニックを起こさず自分をコントロールできるようになってくれる日がくるのかもしれないな・・・くらいの感じで、身も心も成長していくのを見守っているのです。

 

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