小学二年生、2e(発達障害でギフテッド)の息子に「考える力 試行錯誤する力が身につく」という「算数と国語を同時に伸ばすパズル」を初級・中級・上級とやらせてみました。
これが本当に良かったので、レビューしていきたいと思います。

よくなかったらシリーズで買っていません笑!
なぜ「算数と国語を同時に伸ばすパズル」を選んだのか
たくさんあるこの手の教材の中で、そもそも「算数と国語を同時に伸ばすパズル」を選んだのには理由があります。
発達障害の療育で時々お会いする、ガガくんと似たようなタイプの息子さんAくんを持つママさんから「宮本式」という塾のことを力説されたからです笑。
Aくんはその塾へすごく楽しそうに通っていて、算数の力が「かなり」ついたと言うのです。

Aくんが好きなら、ガガくんも好きに違いない!
ウィスク4の結果からギフテッドと言われ、良いところはどんどん伸ばしてあげたいなと思っていたこともあり、さっそく「宮本算数教室」に入塾しようとしました。
しかーし!
この塾がめちゃくちゃ人気で。入れない!
無試験先着順の入塾にも関わらず、最終在籍生徒の約85%が開成、麻布、栄光、筑駒、桜蔭、フェリスといった名門校に進学という驚異的な実質をあげているという塾
だそうで、このタイミングでの入塾はさっさと諦めて、まずは「宮本式がガガくんに合うのかどうか試してみよう!」とこの教材を購入してみることにしたのです。
「算数と国語を同時に伸ばすパズル」初級編でできること
初級編は年長〜1年生レベル。宮本式パズルのやり方・ルールを学び、慣れさせるのに良いと思います。
入門編もあるのですが、かんたんすぎるかなと買いませんでした。
「推理パズル」と「計算ブロック」が交互に出題されているので、毎朝それぞれ1問ずつ計2問に挑戦します。
最初のうちは「問題の意味がわからない。」と言ったり、発達障害で左と右がよくわからないガガくんには、混乱してしまう問題もありましたが、「推理パズル」では「〇〇になくて××にあるということは・・・」と名探偵気取りで、楽しく1冊終えることができました。
10級から始まり、8級で初級編が終わります。「7級へ進みたい!」というやる気を起こさせてくれます。
ということで中級も購入することにしました。(制作者の思うツボ笑)
「算数と国語を同時に伸ばすパズル」中級編でできること
中級編は、小学校低学年レベル。「推理パズル」で最後に見直してチェックしてみるクセをつけることができました。

チェックが入ると気持ちがいいのでしょうね笑。
算数のテストではすらすらーっと解くものの、ケアレスミスが多発するガガくんにとって、見直しするクセがついたのは大きな進歩でした。
そして中級編へと進む道程で、知らない間にかなり集中力がついてきています。
1つの問題にじっくりと、取り組むことができるようになってきたなと実感できます。
どうやっても解けない問題も出てくるのですが、ヒントの出しようもないので「せっかくやってみたけど一度全部消して、全く別のところからやり始めるといいかもね〜」くらいを言うにとどめています。
解けたときの「おおおーー!!できたぁぁ!」という自信満々、やったぜ!な表情を見るのも楽しいものです。
「算数と国語を同時に伸ばすパズル」上級編でできること
上級編は小学2〜4年生レベルでしょうか。
「問題を表にして整理してみる」ということを上級編で初めて取り組みました。
「推理パズル」ではこれまでは頭の中で整理したり、問題に直接書き込んだりしていたのですが、さすがに登場人物や条件が増えて頭が追いつかなくなったようです笑。
↑このように書き込んで問題を整理していました。
最初のうちは表にすることに「なんでそんなめんどうなことしないといけないのよー!!」と怒っていたガガくん。
表にしたことで頭の中が整理され、するすると問題が解けたことで、「なるほど!こう解けばいいのか。遠回りなようで意外と近道だ。」と思ったようです。
問題の解き方の1つとして「表をつくるとわかりやすい」ということを理解できたので、今後これを応用し、解ける問題が増えると思います。
「計算ブロック」も5×5マスになって、親でも四苦八苦する問題が多くなります。
ガガくんがうんうんと試行錯誤している様子が見られますが、上級にもなると解き方を完全に理解しているため、「バツ」がつくことはありませんでした。
「算数と国語を同時に伸ばすパズル」で思考力と集中力がついた
「計算ブロック」ではひたすら数字を書き込んでは試算してみて、合わなければ消しゴムで消して・・・を繰り返すことになります。
集中しているときは

足して13にするには、どんな組み合わせがあるかなーー
などと、黙々と試行錯誤しています。
何度やってもできないと、「もうだめだー」「やめるー!」と言い始め癇癪を起こしそうになるので、「じゃあやめな。」と言って、いったん他のことや、他のドリルをやらせます。
このとき、「算数と国語を同時に伸ばすパズル」は片付けないで、テーブルのすみに出しておきます。
少し時間をおくと、気をとりなおしてまたやり始めるからです。時間をあけて取り組んでみると、すらすらっと嘘のように解けることが多いです。
「テストの時にも、1つの問題に固執せずいったん進めてから戻ってくると効率的だよ」というテストテクニックを伝えたいなという意味も込めて、こうしています。
「算数と国語を同時に伸ばすパズル」で身についた思考力と集中力と諦めない力が、今後の問題にもどんどん応用が効くと思っています。
値段も安くておすすめです!
他にもたくさんの問題集をやっています。

