発達障害の子どもを育てるうえで、先生との関わり方はとても重要です。

私の場合はシングルマザーということもあり、小学校と療育の先生をとても頼りにしています。
私ひとりの考えで育てるのでは、どうしても偏りが出てしまうと思うからです。性別問わず「パパ」が色々なところにいる感覚です笑。
そしてガガくんにとっても、ママから言われるのと第三者から言われるのとでは受け取り方がかなり変わってきます。

何度言っても言うことを聞かない時は、療育の先生にチクっています笑。
発達障害児の親として学校・先生へ要望を伝えるために
それでも他にたくさんの生徒さんがいるなかで、ガガくんだけに時間をかけてもらうわけにはいきません。
例えば、ギフテッドで発達障害のあるガガくんは、
- 席を前の方にしてほしい
- 学校であったことをまったく報告しないので、気になることがあれば小さなことでも知らせてほしい
・・・などなどの要望があります。
他の生徒さんよりも、手を煩わせてしまうことは間違いないのだけれど、通常クラスにいるわけですからガガくんだけ、というわけにはもちろんいきません。
そこで、細やかな教育をしてもらうためにも、私は学校行事には時間の許す限り積極的に参加しています。
そうして先生とお会いすることで、ガガくんのことをお話しする機会が増えるからです。

フリーランスになって本当に良かったなと思うのは、学校行事に合わせて仕事の時間の都合がつけられることです!
PTAを引き受けたり、ボランティアに参加することで、学校に行く機会を増やしました。
ガガくんの授業風景をチラ見したり笑、スポーツやイベントを通じて先生とも自然とお話しする機会を増やせます。
PTAや行事に積極的に参加し、学校へ行く機会が増え、先生とお話しするチャンスが増える。
そうすることで、「よく見てくれている保護者」として印象付けされていきます。
そして仮に・・・学校側へ何かクレームを言いたくなるようなことが起こった場合にも、先生に
- 「なんなの突然あの親は!」
- 「なにもわかっていないくせに!」
とは思われません。
あまり学校行事に参加しない、学校での出来事について知らない親からクレームを言われるのとは、受け取り方が違うと思うのです。
まずは「話を聞く耳」を持ってくれていることでしょう。
発達障害児の母、ポジティブクレーマーになる
なにか学校側に改善してほしい事柄がある場合は「ポジティブクレーマー」になりましょう!
私は要望があるときは、かならず
- 「いつもありがとうございます。ガガくんが〇〇があって喜んでいました。」
- 「先日は〇〇をありがとうございました。その後親子でも〇〇したりして盛り上がっています。」
と、最初にお礼で始めることにしています。
その後、「実は、ご相談なのですが・・・」とクレームではなく、あくまでも「ご相談」として伝えるようにしてます。
お礼から始まると、先生側も無下にはできません。(と、これまでのやりとりでは実感している笑)

こんにゃろおおおおおおーーーっ!!と思うことがあってもグッとこらえて、まずは日頃のお礼から、です笑。
実際にPTAをやってみてわかったのですが、先生って授業以外にもたくさんやることがあって本当に大変!感謝感謝感謝ですっ!!!
「学校の先生にどうやって要望を伝えたらいいのだろう?」と思ったら「小学校で困ること」を減らす親子遊び10 6〜12歳 発達が気になる子を理解して上手に育てる本 (実用単行本) [ 木村 順 ]には先生へのお手紙の例文も載っているので、とても役立ちました。
↓クラスメイトの保護者とは、どう付き合う?↓

